【開催報告】12月26日(水) 第3回「イシイのかんたん料理教室」
12月26日(木)に小学生を対象とした第3回「イシイのかんたん料理教室」を行いました。
今回は「おせち料理」をテーマに一番だしのとりかたから始まり、料理をしながら食材の知識・食べることの楽しさを学んでいただきました。
参加してくれたお子さんは小学1年生~5年生まで16名。
- まずは基本の一番だしを作ります。
水・かつおぶし・昆布を計量していきました。
「昆布って固いんだ!水に漬けたら軟らかくなるのかなぁ。」
「かつおぶし、たっぷりだけど軽いんだね。」
かつおぶしは、ひとつかみで約10gです。
昆布を30分、水に浸します。
最初は固い昆布が、どう変化していくのかみなさんに考えてもらいました。
- 昆布を漬けている間に座学へ。
おせち料理には色々な食材がありますが、一つ一つに願いが込められています。
店内のどこにおせち料理が並んでいるか探して頂き、色々な気づき、由来をメモしていただきました。
「栗きんとん、いろんな県の栗があるんですね。」
「黒豆ってなんで黒いの?」「田作りっていわしなんだ。」
と興味津々。
最後に、ビンゴゲームを通して、おせちの由来を楽しく学んでいただきました。
「だから田作りって田んぼの田って書くんだね。」
「いつも食べているけど、意味があるなんて知らなかった。」
- 昆布を取り出し、中火で沸騰直前まで加熱していきます。
「昆布がふにゃふにゃになってる!」
昆布を取り出し、かつおぶしを入れ、弱火で1分加熱し、濾しました。
「わぁ~いいにおい!」
「昆布よりかつおぶしの方が香りが強いね!」
醤油、酒、塩で調味して完成です。
だしを上手にとることで、食材の味が引き立ち、減塩効果にもつながりますよ。
- 包丁の持ち方を確認し、お雑煮の具材(人参、小松菜)を切りました。
- 黒豆と田作りの盛付け方のコツを伝授。みなさん、きれいに盛付していましたね。
「ゲームを通じて、おせち料理が身近に感じられたと思います。貴重な体験ありがとうございました。」
「だしをとる等、本格的で子どもも興味津々でした。」
「おせち料理など、食べさせたことがなかったので、今日をきっかけに親子で作っていきたいです。」
等、嬉しいご感想を頂きました。
最後には「イシイ食品おせちキッズマスター」の認定証をお渡ししました。
今回の講座でさらに日本の文化、料理について関心を持っていただければ幸いです。
石井食品ヴィリジアンでは、2020年以降も講座を行う予定です。ご参加お待ちしております。
ちなみに、ヴィリジアンでは、12月
ぜひお立ち寄りくださいね♪
講師 石井食品 管理栄養士・野菜ソムリエ 市川 菜緒子(Ichikawa Naoko)
石井食品(株)本社1階 コミュニティハウス ヴィリジアンにて「人と食をつなぐ」をコンセプトに、日々活動。子育て世代やシニア世代に向け、様々な食の悩みに寄り添った食育講座や料理教室を行っています。外部出張講師としても活躍。