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【コラム情報】Viridian人気食育講座コラム版 張先生の漢方入門「梅雨の薬膳」

Viridian通年イベントで大変ご好評頂いていました、中医師の張先生を招いての「中医学食育講座」は、新型コロナウイルス感染症による社会情勢により、コラムでの紹介に変更させていただきます。イベント再開時には、改めてご案内いたします。
 
漢方初心者でもわかりやすく学んでいただける「漢方入門コラム」を毎月1回投稿しています。
 
第3回目のテーマは「梅雨の薬膳」
 

梅雨の時期は湿度が高くなり、人体の「脾」がダメージを受けやすくなります。脾の働きが阻害され、胃腸の消化機能が落ち、水分代謝も滞って、体がだるい、食欲不振、下半身のむくみや疲労感などが現れます。

 

※中医学でいわゆる脾は、食物を消化吸収して栄養や水分を体にいきわたらせる役割があります。この季節の食養生のポイントは「健脾」(胃腸の機能を高める)、「利湿」(水分代謝をよくする)です。しかし、蒸し暑い時に冷たい物が欲しくなりますが、お腹を冷やしすぎるのは禁物です。

 

★中医学の観点からみたおすすめ食材と効能★

 

A、そら豆・えんどう豆・グリンピース・さやいんげん・枝豆・大豆・とうもろこし・じゃがいも・山芋・人参・かぼちゃ・キャベツ・トマト・玉葱・はと麦・なつめなど(胃腸機能を高めて水分代謝をよくすると言われています)

 

B、あずき・緑豆・もやし・レタス・キュウリ・苦瓜・冬瓜・スイカなど(利尿により余分な水分と熱を出す作用があると言われています)

 

C、大葉・ネギ・生姜・にんにく・らっきょう・パクチー(香菜)・三つ葉などの香味野菜やからし・わさびなどの香辛料
(化湿・理気、食欲増進、食中毒予防の作用があると言われています)

 

D、さくらんぼ・パイナップル・パパイヤなどの旬の果物やスズキ・アユなどの旬の魚
(栄養が豊富で、胃腸にも優しい健脾、消化促進などの作用があると言われています)

 

※用語の説明
化湿:良い香りのもので体内の余分な水分(湿邪)を取り去ること。
理気:気の流れを良くすること。

 

<おすすめ薬膳レシピ>

 

★ミートボールと野菜の炊き込みご飯

 
 

材料
米 3合
ミートボール1袋(120g)
グリンピース 40g
コーン 30g
人参 30g
※ミックスベジタブルでもできますが味が落ちます

 

作り方
①米はといで水気を切り、炊飯器に入れ、3合の目盛りまで水を加えてから、大さじ2を減らし、30分位浸す。

②人参を0.7cm位のさいの目切りにし、グリンピース、コーンと一緒に①に加える。
③ミートボールを袋の上からつぶして、①に入れ、軽く混ぜてから炊飯する。
④炊き上がったら、軽く混ぜ合わせる。

 

☆ミートボールの材料の鶏肉と玉ねぎは胃腸の機能を高める作用があると言われています。
☆グリンピースは胃腸機能を高め、水分代謝をよくすると言われています。
☆とうもろこしは体を冷やすと同時に水分代謝をよくし胃腸機能を高める作用があると言われています。

☆人参は胃腸機能を高める作用があると言われています。

 

レシピで使用したミートボールのこだわりについては、こちらからご覧いただけます♪

 

★小豆、山芋、枝豆入り炊き込みご飯

 
 

材料
米 2合
小豆 20g
大和芋 40g
枝豆 20g(冷凍品可)

 

作り方
①米はといで水気を切る。小豆を固めに茹で、ゆで汁は取っておく。
②大和芋は皮を剥いて、1cm位のさいの目切りにする。
③米を炊飯器に入れ、小豆の茹で汁と水を合わせて2合の目盛りまで加えてから、小豆、大和芋、皮をむいた枝豆を入れ、軽く混ぜてから炊飯する。

④炊き上がったら、軽く混ぜ合わせる。

 

☆小豆は体の余分な水分を取り除く作用があると言われています。
☆大和芋は滋養強壮で胃腸を丈夫にする作用があると言われてます。
☆枝豆は胃腸機能を高め、疲労回復の効果があると言われています。

 
過去のイベントの様子
 
~張先生プロフィール~
中医師。1993年来日。中医食養薬膳学にも精通し、日本中医食養学会、東京都栄養士学会、横浜薬膳研究会等でご活躍。